便器・壁・床
トイレを清潔に保つには、汚れが目立つ前にブラシでこする等、日常のこまめな手入れが必要です。
特に汚れがひどい場合の掃除方法の1例をご紹介します。まず便器内の水を吸入カップを使い、
少しずつ押し流していきます。水を8割方流せたら中性洗剤を使い、少し時間をおいてから
ブラシでこすります。黄ばみやしつこい汚れには酸性洗剤を内側にかけ、上から被せるように
トイレットペーパーを敷き(洗剤の流れを防ぐことによって効果的になり、そのまま ペーパーを流せます。)約20分してから大量の水で洗い流します。
その後アルカリ性洗剤を数滴落とすことにより配水管や浄化槽内を中和させます。
便座やトイレの蓋、壁、床のタイル等はガラスクリーナーを使って、乾いた布で拭き取ればよいでしょう。
トイレタンクの水漏れ
タンクと配水管の接続部からの水もれは、止水官を止め、タンクの水を抜き、水漏れ個所を掃除し乾燥させてから、
シリコン充てん接着剤を塗ります。
水が出ない時
タンク内の水の有無を確かめます。水があれば鎖の引っかかりが原因でしょう。切れていたら応急処置として、
ビニールひもで接続し、後で鎖を替えます。水がない場合、浮き玉が壁に接触しているときは、
支持棒のねじを締め直します。また、ボールタップのピストンバルブの引っかかりが原因の時は、 取り出してサンドペーパーで磨き、水アカを落としましょう。
トイレがつまったら
市販の吸引カップを排水口で上下させれば、たいていのものは取り除けます。
水が止まらない時
<ハンドルレバーが元に戻らない場合>
ハンドルからのクサリや金具がひっかかていたりはずれたりしていないか確かめます。
<ボールタップの止水位が高い>
浮き玉を持ち上げて水が止まれば、原因は止水位が高いためです。ロックナットをゆるめ支持棒をはずし、
軽く曲げ、オーバーフロー管より2〜3cm下で水が止まるように調整します。
<ボールタップ弁のパッキンの痛み>
浮き玉を持ち上げても水が止まらないときはポールタップ弁のパッキンの痛みが原因。
<浮き玉ゴムが弁座にふさがっていない>
水がオーバーフロー管の口まできているのに止まらない場合、浮きゴムがきちんと便座カバーにふさがって
いないのが原因です。正しい位置に戻します。
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